1990年代、日本酒業界では吟醸酒ブームが起こりました。
このとき人気となった日本酒のタイプが、**薫酒(くんしゅ)**と呼ばれる香りの高いタイプです。
吟醸酒や大吟醸酒に代表される、フルーティーで華やかな香りの日本酒が注目されました。
薫酒とは
薫酒とは、華やかな香りを特徴とする日本酒のタイプです。
主に次のような日本酒が該当します。
- 吟醸酒
- 大吟醸酒
これらは低温でゆっくり発酵させることで、**吟醸香(ぎんじょうか)**と呼ばれるフルーティーな香りが生まれます。
りんごやバナナのような香りを感じることが多く、日本酒の中でも人気の高いタイプです。
吟醸酒ブームの背景
日本酒の流行には、時代ごとに特徴があります。
1970~80年代
端麗辛口ブーム
軽くて飲みやすい日本酒が好まれ、
**爽酒(軽快でなめらかなタイプ)**が人気になりました。
1990年代
吟醸酒ブーム
バブル期の影響もあり、
高品質で香りの高い日本酒が注目されます。
このとき人気となったのが
- 吟醸酒
- 大吟醸酒
などの薫酒タイプでした。
日本酒の4タイプ分類
日本酒は特徴によって次の4タイプに分類されることがあります。
薫酒(くんしゅ)
香りが高いタイプ(吟醸酒・大吟醸酒)
爽酒(そうしゅ)
軽快でなめらかなタイプ
醇酒(じゅんしゅ)
コクと旨味が豊かなタイプ
熟酒(じゅくしゅ)
長期熟成されたタイプ
まとめ
1990年代の吟醸酒ブームでは、
**吟醸酒や大吟醸酒などの薫酒(香りの高いタイプ)**が人気となりました。
華やかな香りと上品な味わいが評価され、日本酒の新しい魅力として広く知られるようになりました。