日本酒造りでは、「醪(もろみ)」と呼ばれる発酵工程があります。
醪は、蒸米・麹・水・酵母を合わせて発酵させる段階で、日本酒のアルコールや香り、味わいが作られる重要な工程です。
この醪の最終的なアルコール度数は、一般的に18〜20%程度とされています。
醪(もろみ)とは
醪とは、日本酒の発酵が進んでいる状態の仕込み液のことです。
酒母で増やした酵母に
- 蒸米
- 麹
- 水
を加え、発酵を進めていきます。
この工程は通常、三段仕込みと呼ばれる方法で数回に分けて材料を加えながら行われます。
醪のアルコール度数
発酵が進むと、酵母が糖分をアルコールへと変えていきます。
その結果、醪のアルコール度数は最終的に約18〜20%前後になります。
これは自然発酵によるアルコールとしては、かなり高い度数です。
なぜ高いアルコール度数になるのか
日本酒は、**並行複発酵(へいこうふくはっこう)**という独特の発酵方法で造られます。
これは
- 麹がデンプンを糖に変える(糖化)
- 酵母が糖をアルコールに変える(発酵)
という2つの反応が同時に進む仕組みです。
この仕組みによって、効率よくアルコールが生成され、醪は18〜20%程度の高いアルコール度数になります。
醪の後の工程
醪が完成すると、次の工程で**搾り(上槽)**が行われます。
この工程で
- 日本酒(液体)
- 酒粕
に分けられ、日本酒としての形になります。
まとめ
日本酒の発酵段階である醪のアルコール度数は、最終的に18〜20%程度になります。
日本酒は並行複発酵という独特の仕組みによって、高いアルコール度数の醪が作られるのが特徴です。
この醪を搾ることで、日本酒が完成します。